花育とは

花育あのね塾が目指す「花育」と「あのね塾」

花育あのね塾の「花育」

花や木と向き合ったことがありますか
心の中でつぶやいてみてください
「こんにちは」
「ただいま」・・・
あなたの心に返事が返ってきましたか

花も「一つの命」として生まれました
生まれたばかりの命は弱いものです
たとえ今、可愛い花を付けたとしても、
環境によってその前途は多難です
私たち人間の一生のようです

子どもの頃から
花を身近に置き
一つの命として出会い、
花と触れ合い
心と身体を柔軟に育てたい
息の長い情操教育です

家族と共に体験することで
その絆は深まります
歩みは一歩ずつですが
花の姿や香りと共に
思い出として積み重なります

ただ植えるのではなく
しくみを知り
扱い方を知り
花にも私たちと同じように
それぞれ性格があり
個性があり
環境が大切なことを知ります

スポンジのような感性が花と出会うと
素直な笑顔が零れます
親しい友を得たかのようです
都会に生まれても花と出会うことで
ベランダや小さな庭で
自然を見つけ楽しさや達成感
家族や仲間との絆を深めることができます

花と子どもの出会いの場を作りたいのです。

「あのね塾」とは

花育あのね塾が主催する「花育教室」では
作品を作った後に
「あのね塾」を開催します

昭和30年代神戸市の小学校にて
絵日記や作文を通して
「書く」習慣を身に付けました
今はパソコンのキーボードに向かうことも
文字を書くということになるでしょう
ここではメモ用紙と鉛筆です
書けたら発表してもらいます

「あのね・・・」
子ども達に花に触れた感想や
心に浮かんだ出来事を
聴かせてもらいたいのです

「書く」という行為によって
自分の想いや考えに気付きます

最初は相当苦労するでしょう
発表もできるとは限りません
何事も慣れと積み重ねです
不思議なことに
子ども達は「書く」ことも
「発表」することも
得意にさえなってきます

「あのね・・・」の中の純粋な想いに
保護者の方や大人たちはしばしば感動します
そんな風に感じていたのか・・・
涙することさえあるのです

子ども達が自分の言葉で
勇気を出して伝える練習の場にして
発表した後には温かい拍手で
「ありがとう」を贈っています